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ふかふか谷の物語 24


イテテッ!
いきなり空から降ってきて、ふむなよ!

ツナスキンの足元から声が聞こえました。
慌てて飛び退くとそこには小さな虫がいました。

ごめん、ごめん。
君は誰かな?

ツナスキンが尋ねると小さな虫は答えました。

誰かって?
僕は僕だよ。他の誰でもない。
どこにでもいる小さな虫さ、ツナスキン。

どうして僕の名前を知っているの?

ツナスキンは驚いて尋ねました。

どうしてって?
だから、僕はどこにでもいる虫だからさ。
君はふかふか谷からやってきたんだろう?
ツナ缶を探しにね。

ツナスキンはまたまた驚いて言いました。

小さな虫君はなんでも知っているんだねぇ。
びっくりしたっピヨ。
世の中にはいろんな小さな生き物がいるんだね。
ところでここはどこかな?
近くにきれいな水が湧き出ている川はあるかな?

のどが渇いていたツナスキンは尋ねました。

なんだって?
君は猫だろ?
こんな小さな虫に聞くんじゃないよ。
全くもう、ふかふか谷の猫は旅に出ないから
こんな情けないことになるんだ。

小さな虫はこう言うとぴょんとどこかへ
飛んで行ってしまいました。


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小型電気釜で陶器を作っています。陶器、カフェギャラリー、うちの猫みん、など日々感じることを綴っています。

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